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  • 2025/07/19 09:58

    いかがお過ごしでしょうか。

     今年は例年よりかなり早い梅雨明けで、しかも突然の暑さ!

    トマトが調子を崩さないかヒヤヒヤでしたが、なんとか高温障害もほぼ出ず、

    無事にすくすくと育っております。人間たちも、ヤギたちも、
    うさぎのもちまるも元気です。

     トカラでの群発地震など、心配なこともありますが、

    毎日を奇跡と感じて過ごしています。

     さて、今年は2006年に就農して、20年目です!つまりトマト栽培も20回目となります。

    わたしたちは年数を数えるのが本当に苦手で、じゃあ20周年?と思ったのですが、

    調べてみると20周年は2026年、来年になるようです。昨年も確か混乱していました。

     (栽培方法につきまして)


     昨年、農薬不使用のトマト栽培にチャレンジして、実際のところ、非常に困難な面がありました。私たちが育てているトマトは根が弱く、通常は接ぎ木の苗を使いますが、昨年は農薬不使用ということで種を蒔き自根(接ぎ木ではなく、そのまま)で育てました。するとやはり土壌病害が出てしまい、猛暑もあり収量が非常に少なくなってしまいました。そのため、二年目となるとさらに難しくなるので、冬の間に土壌病害に効果があると言われるカラシナを栽培して緑肥とし、今年は、接ぎ木苗を購入して、栽培期間中農薬不使用の栽培で、お届けします。

    (実験的に、自根で引き続き育てているエリアもあります。)



     毎年、気温や状況がいろいろ違います。ただ、朝の収穫で触れるトマトの葉の青い香りと、

    朝陽に産毛が金色に輝くトマトの姿を見るのは美しい瞬間で、それは、毎年かならず訪れる幸せな瞬間でもあります。

     今年もお届けできること、当たり前ではなくて、ずっと応援してくださるみなさまのおかげでもあります。本当にありがたいことだなあとしみじみ感じています。
    今年もなにとぞお付き合いよろしくお願いいたします。